こんにちは、そもんずです。
先日、エジソンの素晴らしい動画をみて、ツイートしたところ、反響を得たので、書いてみたいと思います。
このエジソンの動画は必読。
— そもんず (@somonsism) 2018年8月28日
今は、皆が自分の分野で「ミニエジソン」になる時代だわ。
❶アウトプットを想定したインプット
❷新たな発見や技術は必要ない
❸クリエイティブとはつながること
❹システムビルダーであること
❺寝ないことwhttps://t.co/LLobjnjNns pic.twitter.com/QrVGue6Xfz
そもんずが考える次の時代の最強の職業は「ミニ・エジソン」です。
なぜ「ミニ・エジソン」が最強なのか?を考えていきましょう。
1:エジソンはただの発明家ではなかった?
発明家というと、街の変な発明家や変な人をイメージしがちです。
でも、そもんずが考えるエジソンは次の役割を果たしていました。
「研究者×起業家×インフルエンサー」の3つです。
・研究者:人とは違うオリジナルな大好きなテーマで徹底的に研究・追求する能力
・起業家:自分の発案したアイデアをビジネスにして、広く提供できるようにビジネスシステムを考えられる能力
・インフルエンサー:自分の考え方を広く世の中に問い、共感を得て、巻き込める能力
先日、子育てのnoteでも書きましたが、この3つの偏差値を高めることが魔法の世紀で活躍するための条件だと考えています。
2:エジソンは本当にこの3つを成し遂げていたのか?
①研究者
エジソンが白熱電球を開発するときに、京都の竹を利用して開発したのは有名な話ですが、竹を世界中から集めるために10万ドルの費用を費やし、20人の調査員を世界中に派遣したといわれています。
竹は世界中に1200種類ほど存在していますが、エジソンはそのすべてを集めようとしたのです。
電球という1つの商品を作るにしても、達成のための執着心と研究熱心さは今の時代の研究者にも共通するところがあるでしょう。
「もう一万回は失敗しているので電球の発明から手をひいてはどうか」というアドバイスに対して、「私は失敗を一度もしていない。一万回も『このやり方ではうまくいかない』という発見を得たのだから」と答えたという有名なエピソードは、1回の失敗でくじけがちな僕たちに勇気を与えてくれますね。
ただ、白熱電球を発明したのはエジソンが初めてではなく、イギリスの科学者ジョセフ・スワンです。
「新たな技術や発見は必要ない」とエジソンは言っていて、「既存の技術」を組み合わせて、新たな価値を作っていくという点では落合陽一さんにも共通するところを感じますね。
②起業家
先ほど、ご紹介した事例でも「システムビルダーであること」という内容を書きましたが、エジソンは白熱電球を発明したとしても、それでは普及しないことを理解していました。
それは家庭に電気が流れていなかったからです。
そこで普及するためのプラットフォームをどんどん作っていきます。
スタートは「水力発電」。
次に発電するための「ダムを建設」。
ダムを作るためにはセメントが必要なので「セメント会社」
作業者のために、ベニヤ板を発明して簡易なプレハブを開発。
電気を送電するためにゴムの絶縁体を発明し、ゴム園を開発。
すごいですね。
電球を普及するために「ビジネスシステム」を作り上げたのです。
③インフルエンサー
インフルエンサーとも、マーケターとも言える能力をエジソンは発揮していました。新しい発明があると、新聞社の記者を集めて説明していたことも有名です。最初にエジソンが起業したのも地域新聞だったので、メディアを活かすことのパワーをよく理解していたのでしょう。
これによって、自分の新たな発明を一瞬で一般人に認知させることに成功していたわけです。
3:どうやってこの能力を身につけるのか?
でも、エジソンになろうなんて考えてなれるわけではありませんが、「ミニ・エジソン」ならなれるかもしれません。それがこのブログの1番の趣旨です。
ミニ・エジソンの能力は3つ。
①何か1つにトコトンハマって研究することができる【研究力】
②研究内容を商品もしくはサービスに落とし込むことができる【起業力】
③インフルエンサーとしてフォロワーを抱え、影響力をもつ【インフルエンサー力】
なんだか「自分にもできるかも?」と思いませんか?
例えば私の友人の「アウトドアのキャンプが大好きな方」
アウトドアが好きすぎて、いつの間にかアウトドアのツアーを行なうビジネスを始めて、アウトドアに興味がある人1万人からフォローされてアウトドアの達人と言われています。
ちなみに、わたしが現代のエジソンみたいな人だなと思うのは、落合陽一さん。
大学の研究者でありながら、起業もして、インフルエンサーとしても大活躍していらっしゃいます。ついでに、エジソンが言っている成功のための必要条件である「寝ないこと」もまさに実践していらっしゃいますね(笑)
4:なぜ、ミニエジソンである必要があるのか?
一言でいうと、逆転不可能な超格差社会になるからです。
何の格差になるのか?というと「お金の超格差」「信用の超格差」「健康の超格差」の3つです。
この超格差で、もし上位に入りたい場合には、希少性が必要なのです。
「自分の頭」で考えて「ミニエジソン」の道を切り開く必要があります。
特に、今、10代、20代の方にはこの3つの要素(研究力、起業力、インフルエンサー力)をぜひ、高めていって頂きたいと思います。
5:まとめ
「3つを鍛えるのは難しいよ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
希少性をめぐる旅を追求する時代の流れの中で、この3つは国語や社会、理科のように基本教科を学ぶようなものです。
繰り返しになりますが、エジソンはとてもいいことを言っています。
「新たな発見や技術は必要ないんだ。組み合わせによって、新しい価値を提供することはできる」
勇気をもらえる言葉ですね。
少しでも皆さんが「ミニエジソン」に近づくためにお役に立てたら幸いです。
そもんず