こんにちは、そもんずです。
先日、こういったツイートをしました。
リーダーになったら意識すべきことの1つは「話しかけやすい雰囲気を作ること」
— そもんず (@somonsism) 2018年5月30日
話をしっかり聞いてもらえるという安心感を与えることはとても大事で人を自発的な行動に促す。
どれだけ忙しくても話をしっかり聞いて、論破せずに、気づきを与えることでしか、人は変わらない。
若い人でもリーダーになることは増えていると思いますが、年齢に限らず、「話しかけやすい雰囲気を作ること」というのは重要です。
なぜでしょうか?
それは「人は自分の意見が通る、通らないよりも、自分の意見が聞いてもらえた。そして自分の気持ちに寄り添ってもらえた」ことのほうが大事だからです。
部下が今のビジネスの方向性に対して、疑念がある場合を事例に考えてみましょう。
■パターンA
部下「今の事業の方向性は絶対にうまくいかないと思っています。」
上司「ん?(お前はまだ半人前だろ?)どうして?」
部下「・・・・・という理由からです。」
上司「いやいや、それは・・・・という観点が欠けているでしょ。」
部下「あ、はい・・・」
上司「だから、お前はまだまだなんだよ。」
部下「すいません。(二度と自分から発言したくないわ・・・)」
■パターンB
部下「今の事業の方向性は絶対にうまくいかないと思っています。」
上司「何か、考えがあるみたいだね。どうして、そう思うのかゆっくり聞かせて」傾聴
部下「はい。・・・・・・という理由からです。」
上司「なるほど、その考え方もあるね。どうしてそう思うに至ったのかな?」
部下「・・・ということがあったからです。」
上司「素晴らしい、気づきだね。」承認
部下「ありがとうございます」
上司「では、その方向性で具体策は考えられるかな?」具体的な質問
部下「いや、そこまでは・・・」
上司「なるほど、では、もう少し考えてみてもらえると助かる。あと、今の事業の方向性をうまく行かせる方向性についても考えてみて欲しい」提案
部下「はい、頑張ってみます」
パターンAは、ワタシも最初の頃は身に覚えがある内容です(苦笑)
パターンAとパターンBを見てみましたが、大きな差があることがわかったかと思います。
特に、パターンBで大事なのは、傾聴と承認を行なっているところがポイントです。
この2つのプロセスを経るだけでも、全く違う反応を得られるでしょう。
このプロセスをぜひ、考えてみてください。
これは、子育てでも応用が可能ですよ。
そもんず
PS:20代・30代で部下がいる方は、ぜひ、こちらも読んでみてください。