こんにちは、そもんず(@somonsism)です。
さて、私は基本的に情熱的な人がとても好きなのですが、その中でも武井壮(@sosotakei)さんと松岡修造さんは大好物です。
武井壮さんについてはテレビなどでも「努力の人」という風に見られていると思いますが、私はあまりそうは思いません。
なぜなら、彼は「戦略的努力の人」だからです。
何かを達成するまでに1万時間を費やす必要があるという話がありますが、本当にそれだけの時間が必要でしょうか?
「戦略的に努力する方法」を武井さんのツイッターを見ながら考えてみましょう。
努力をするけれども結果が出ない人に対してこう言い放ちます。
そんなもんを『同じ努力』だなんて言うのは、例えば『僕は日本一の飲食店を作ります』という夢持ったヤツが、人気の無い場所で全然美味しく無い焼きそばを毎日10時間売ろうと大声出して頑張ったけど、少ししか売れなくて『オレは○○の社長と同じだけ働いてるのに儲からない』って嘆くのと同じだわ。
— 武井壮 (@sosotakei) 2017年9月28日
そして、戦略性のエッセンスが武井さんのこのコトバに込められています。
まず焼きそばをより美味しく作れるスパイスや具材や麺を探したり焼き方を学んだり、より多く売れる場所や方法を選んだり学んだり、お店を綺麗にしたり、パッケージをどうとか、できることは山ほどある。まだできる事が残ってるのに才能を嘆く事ほど無駄なことはない『同じ努力』ってそう簡単じゃない。
— 武井壮 (@sosotakei) 2017年9月28日
では、武井さんは、どのように目標達成を行なっているのでしょうか?
そもんずなりに観察した「武井壮のフロー」と「一般人のフロー」の違いです。
いかがでしょうか?なんだか、「一般人コース」は見覚えがありますね(苦笑)
武井壮コースを1つ1つ見ていきましょう。
■戦略的努力の方法
①とりあえず試してみる
これは「一般人コース」と同じかもしれません。でも、このとりあえず試してみるというときにも、自分だったら成功できるかもという競技や内容、成功したらインパクトの大きい分野を狙っていますね。
最近だとインドに行って、クリケットの有名選手と会っていましたが、クリケットは世界でも非常に人気があるスポーツでインドでは爆発的な人気で年棒も何十億。でも、日本では人気がないから日本代表にはすぐになれるかもしれない。
このあたりにもセンスを感じますね。
②目標を定め、必ず努力をするという覚悟を決める。
目標の定め方ですが、武井さんの場合、「世界でナンバーワンになる」や「芸能界で成功する」という目標を定めています。これは誰でもやっていることなのかもしれないのですが、彼の場合「努力することを覚悟する」ということをやっています。目標などはどうしても人間なので忘れがちですが、努力することは覚悟できますよね。
努力することは誰でもできるのだから、そこに全ての集中力を持っていっているのが素晴らしいですね。
③成功している人や良いやり方を見つける
成功するにあたり、武井さんは徹底的にうまくいっている人を見つけて、そこから直接教わるか、やり方を盗むことを徹底しています。
芸能界に入るために六本木のバーに毎日入り浸って、芸能人の会話を録画していたのは有名な逸話ですよね。
まずは、自分がこれから入るであろう世界や目標とする人を見つけることは圧倒的に早く上達するための良い手段ですね。
④成功している要素をいくつかに分解し、方法論を生み出す
成功している人に近づくためにどうすれば良いのか?を理論的に要素に分解しています。
焼きそばの例でいうと、作り方や素材、場所、パッケージなどの細かい要素に分けると言っています。これは武井さんの身体の動かし方理論でもよく現れていて、「自分が考えるように身体を動かすことができればどんなスポーツでも簡単に習得できる」という話にも通じていて、方法論や理論を徹底的に研究しています。
受験勉強などでもそうですよね。最初から参考書を1ページ目から勉強するのではなく、どうやって勉強を進めれば効率的に学習効果が上がるのか?と研究できるか否かはとても大きな差を生み出します。
⑤徹底的に方法論をやり抜き、習慣化する
最初に、努力をすることだけは覚悟を決めているので、当然ながら自分が考えたやり方を徹底して反復しています。100メートル走で世界に出るために、芸能人になってからも毎日、夜中にダッシュをしているのは有名ですよね。
毎日、どんな状況でも走っているのはすごいことですが、武井さんの場合、「習慣化する力」が長けているのでしょうね。なぜなら、その前の準備がしっかりしているので練習に入るまでの時間をカットできる、そして、時間を最初から配分しているので思考する力を使わずにできているのだと思います。
まとめ
この戦略的努力は、私が見てきた人でいうと「あの人は要領がいいよね」とか「成果を必ず出すよね」という人は必ずやっているように思います。
「ハウツー本を読んでもなかなか成果なんて出ないよ」という方も多いかもしれないですが「ハウツーを自分なりに考えて生み出す」ことが一番の大きなポイントなのかもしれません。もちろん、継続も大切ですよw
最近はライフシフトの人生100年時代において、複業で色々なキャリアや役割をかけ算をしていく時代です。ホリエモンがいうように寿司屋の修行のために何十年も丁稚奉公する時代は終わっていて、寿司屋の職人スクールで数ヶ月で独立するという効率的な方法がたくさんある。
今までは1つの仕事を極めるのに1万時間かかっていたものを1000時間で達成して、どんどん自分の得意領域をかけ算できる方が成功していくでしょう。
皆さんが「武井壮コース」で、自分の目標を少しでもクリアーできれば幸いです。
そもんず
PS:武井壮さんのように「キラキラした人」になりたいという方は、こちらもご覧ください。