落合陽一さん(@ochyai)がLivepicksで毎週、色々なテーマでお話をされていて、「本当に多彩かつ今まで勉強してきたんだろな」というフォロワーさんのツイートに対して、毎週、Live Picksの前にテーマについて詰め込んで勉強しているスタイルに触れられていて、これは色々な方にとっても有益だな、と感じました。
落合陽一氏の教養を高める方法
— そもんず (@somonsism) 2017年11月8日
アウトプットする環境を作る
→インプットを一気にする
→専門との関連性を考え、まとめる
→アウトプットする
このサイクルは緊張感もあっていいし、アウトプットの質も高まるな。 https://t.co/IcydhVzLKX
落合陽一氏がこれだけの博識な理由としては、このサイクルがうまく回っているように思います。
1つ1つ見ていきましょう。
①アウトプットの場をつくる
落合さんの場合、LivePicksという動画配信の場でアウトプットをしていらっしゃいます。では、個人ではどうすれば良いのでしょうか?
アウトプットの場は、やや強制力が強ければ強いほど、うまく機能しますが、強すぎるとプレッシャーに押しつぶされるので、弱い順に進めていくと良いでしょう。
<弱い>
ツイッター
ブログ
ツイキャス、Youtube配信
サロン
公式動画(Livepicks等)
TV出演
<強い>
コツとしては、一人でやるのではなく、誰かと一緒にやることで強制力を持たせると怠けがちな方(私もですが・・・)には良いですね。
②短期間で圧倒的にインプットを行なう
毎週、自分のアウトプットを出していく場所が決まったら、次は、インプット。
おそらくテーマが毎週、決まっているとそれに向けてインプットを行なうことができますね。
コンサルタントが担当のプロジェクトにアサインされたら数日で専門書を一気に数十冊読むという話をよく聞くことがありますが、それに近いのでしょう。
本を一気に読むと同時に、要点をつかんで理解し、色々な意見を集約しているように思います。
③自分の専門性との関連を考えて、自分のコトバでまとめ直す
落合さんの場合、研究者だけではなく経営者としての立場やかなり多様な立場をお持ちですが、やはり自分の専門であるメディアアーティストとしての専門性が圧倒的に抜けています。
おそらく、我々がもっとも学ぶべきなのは、ここですね。
自分の専門性との相関関係を考えて、自分のコトバで焼き直す作業をかなりやっていますね。そのためには、インプットをきちんとした上で、内省して考えていないとムリです。
本を読んだ後などは、特にそうですが、「この本で著者が言いたいのは何か?」を理解した上で、「自分ならどう考えるか?」をゼロベースで考える作業が重要ですね。
④アウトプットしつつ、フィードバックを得る
落合さんの場合には、Livepicksだけではなく、色々な場所での講演会もこなされていますが、その場でアウトプットすることで周りからのフィードバックを受けて考えを深めたり、自分自身で新たな発見をする機会にしているのだろうと思います。
そして、そのアウトプットがうまく行き始めると、さらに高次元のアウトプットの場が出てくるという好循環ですね。
まとめ
この4つのサイクルの中で、一番大事だと思うのは、①と③ですね。
①については、思い切ってアウトプットの場を作る。最初はボコボコでしょう。でも、アウトプットしているとドンドン洗練されていきます。
③については、実践で続けていれば洗練されていきますが、できるだけ、その内容を自分が理解しやすいように解釈しなおして「腹落ち」させるということが大事ですね。
天才、落合陽一さんに少しでも近づけるように!